今回は、当サイトへお寄せいただいた扇子に関する体験談をご紹介します。
今回の体験談は、扇子集めが趣味と言う男性の体験談です。
扇子の収集が趣味
宮城県在住21歳大学生・男です。私は高校時代に将棋部に所属していたため将棋の大会で扇子を用いることが多くて扇子の収集が趣味になっていました。
一番気に入っている扇子は京都に修学旅行に行ったときに買ってきた新選組の隊長の名前が書かれた扇子です。映画村で買いました。
扇には紙が使われていて値段は1000円ぐらいで特別良質というわけではないのですが、デザインが気に入っています。
扇子を買うときに気をつけることは、どれだけスムーズに開くことができるのかと、デザインが良いかという点です。
白檀で作られた扇子や生地で作られた扇子もすごく素敵です。白檀の扇子を持っている人を見るとセンスが良いなと感じます。
扇子の使い方について
買った扇子は将棋の大会や、夏の暑い日に涼むときに使っています。
ただ、少し高価な扇子の場合は優しく丁重に扱うためあまり自分を扇ぐことには向いていないなと思って使っていません。観賞用として飾っています。
扇子はプレゼントすると意外と喜ばれると思います。たくさんの種類があってとても綺麗なものもあるので女性へのプレゼントとしても良いです。年配の方へのプレゼントにもいいですよ。
扇子を買うのであれば京都だと思います。紳士用や婦人用の扇子などがあるので相手に合わせて買うと喜ばれるでしょう。
扇骨・扇面の加工がすべて京都や滋賀の国内で行われ製造されたものを京扇子といい、他の扇子とは一線を画しています。とても綺麗で職人の技が光っています。
昔から使われていた扇子
扇子が作られたのは今から1000年以上も前のことです。貴族たちが常備品として持ち歩いて、お茶会や和歌の際に用いていました。
今では使っている人は少ないように感じますが当時の紙は貴重で持っているだけで一種のステータースと見られていたんですね。
夏に涼むにはうちわのほうが良いという人もいますが私は断然扇子のほうが好きです。これは好みの問題だと思いますがうちわの場合しまうことが難しくかさばってしまいます。
しかし、扇子であれば折りたたむことができますし、何より扇いでる姿がかっこいいと思います。(あんまりやりすぎると気持ち悪いですが)
昔から使われてきた扇子にもっと興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです。
扇子の扇面に描かれている絵もユニークなものが多々あるので奥が深いと思いますし、落語や舞妓さんなどの日本の伝統芸能に欠かせないものでもあります。
私ももっとたくさん良い扇子がほしいなと思います。知的な人は扇子を持っているという勝手なイメージもあります。
是非皆さんも扇子の魅力を感じてみてください。
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今回の体験談は以上になります。
当店「山武扇舗」のネット通販でも京扇子を多数扱っていますので、よろしければそちらもご覧ください。