今回は、当サイトへお寄せいただいた扇子に関する体験談をご紹介します。
今回の体験談は、中国の扇子に関するお話です。それではどうぞ。
夏は3本の扇子を持ち歩く
扇子というと百円均一で購入できる物から1本数千円するものまで様々ありますね。私も暑がりなので、夏の時期には予備も含めて3本は通勤バックに入れています。
「何故、3本も入れているのか?」と聞かれると特別な理由はないのですが、安い扇子で1シーズンで数本は壊れてしまうからでした。
そんな私ですので、扇子は高級品というより実用品という感覚でした。でも、イメージが変わってきたのは、中国製の扇子です。
正確には中華街で購入した扇子なのですが、普通の物とくらべて、非常に大きいのです。およそ3倍程度の大きさがあります。
実用面では、1度仰ぐだけで、凄い風を起こせます。少し重たいのが、悩みのタネかもしれません。それでも男性が仰ぐには、力は要らないと思います。値段はそんなに高くなくて、大体2,000円程度です。
長崎で初めて扇子を購入
初めて買った中国製の扇子は長崎の中華街で買った物です。私が転勤で数年間ほど長崎に住んでいた時に買いましたが、昔、中国武術を少しかじったこともあって、このような扇子にも興味がありました。
昔、香港スターのジャッキー・チェンが銀幕で振るった大きな龍が描かれた扇子に似ているのです。それを手にした時は、少し感動してしまいました。
それからはしばらくして、東京勤務となり横浜に住むようになったのですが、ここでも横浜中華街があります。
何が楽しみかというと、やはり中華街をブラブラと歩いて掘り出し物の扇子がないかと探し回ることでした。さすがに高級な物もありましたが、私は龍のデザインが施されている物ばかり購入しました。
そのようなことを続けていると、もう立派な趣味と他人様からは見えてくるのでしょうか。友人や仕事仲間からも、お土産で色々なデザインや刺しゅうのある扇子をもらうようになってしまいました。
本当は龍のデザインがある物が中心だったのですが、仕方ありません。
武術の先生にもらった扇子
しかし、驚いたのは、横浜に移ってきて再開した武術です。昔から、本格的な太極拳をやっていたのです、中国人の師匠について練習をしていました。
この方が2週間程、中国に戻っていたのですが、この時のお土産か特大の扇子だったんです。中華街で購入していた大きい扇子をも上回る大きさでした。デザインはやはり龍。
さすがに武術の先生だけあって、そのあたりのセンスはなんて素晴らしいとしか言いようがありません。この扇子はあまりにも大きすぎて、使う事はできないと思っていると武術の訓練用としての使い方が本来の目的のようでした。
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今回の体験談は以上になります。中国の扇子に関する体験談は初めてでしたが、普通の扇子の約3倍とは大きいですね。
夏扇子を普通のサイズとするなら、日本の扇子でいうとカワホリの飾り扇子くらいの大きさでしょうか。
当店では残念ながら今の所、龍の絵柄の扇子は置いていませんが、さまざまな絵柄の扇子を扱っていますので、よろしければそちらもご覧ください。