【体験談】和雑貨店でプレゼントにオススメしていた扇子

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刺繍扇子(婦人用)カタクリ
今回は、当サイトへお寄せいただいた扇子に関する体験談をご紹介します。

 

今回の体験談は、京都の某老舗ブランドに勤務していた女性の体験談です。

 

プレゼントにおすすめしていた扇子

私は34歳の専業主婦です。長野県松本市に住んでいます。

 

昔から和雑貨に興味があり、以前、京都の某老舗ブランドの東京支店で働いていたこともあります。

 

そのお店では手ぬぐいを始め、風呂敷や巾着等の多種多様な和雑貨を扱っていました。

その中でもプレゼントするには素敵だし、お勧めするならコレ!とお客様から相談された時には必ず勧めていたのが『扇子』です。

 

『扇子』と聞いてなかなかピンとこない方も多いと思います。夏に暑いときに仰ぐのは団扇で十分だし…と思っている方も数多いと思います。

 

しかし、私がなぜ『扇子』をお勧めするのか?その理由は、扇子の便利さ、おしゃれさを広めたいからなのです。

 

便利でお洒落な扇子

そもそも、私は以前から扇子を使用していたわけではありません。

 

私の母はとても暑がりで、夏は勿論のこと冬でも室内であればすぐに汗をかくという体質です。

 

そんな母にとって体温調節は日常茶飯事のことで、ある時私が旅行で行った京都で、何気なく買ってきた扇子をすごく気に入ってくれました。

 

その日から母の鞄の中には必ず扇子が入っており、店先で扇子を見かけるたびに足を止めるようになりました。

 

最初は母は私のお土産を気に入ったから持ち歩いている、と思っていたのですがどうやら他にも理由があったようなのです。

 

その一つは便利だということ。扇子は団扇と違って蛇腹式の扇で畳めばコンパクトに収まります。

 

暑さを感じた際には鞄からさっと出すことができ、また小さいので周囲の迷惑になりにくい、と言うのです。

 

そして、もう一つはデザイン。母も私から渡されるまでは興味が薄く、扇子は和装の時に持つものと思っていたようなのですが、よくよく見てみるとモダンなデザインも豊富で洋装の際でも持持ちやすいから、ついつい店先に並んでいると吟味してしまうようなのです。

 

こんな話を聞いているうちに私もだんだんと扇子に興味がわき、次第に私も店先に並んでいる扇子を母とともに吟味するようになったのです。

 

扇子はデザインも豊富

そして扇子の種類にも様々なものがあることを知りました。

 

飾り用の扇子や、慶事の際に持つ末広、そして普段持ち歩くカジュアル扇子など。

 

カジュアル扇子には特にルールも無く、デザインも豊富です。ゴシック調の柄や、和柄、キャラクター物等も最近では見かけます。

 

私が勤めていた和雑貨屋さんでは手ぬぐいの柄を使って作られている物を扱っていました。そのお店では手ぬぐい自体もモダンな柄が多く、とても好評でした。

 

そして手ぬぐい以外のプレゼントのご相談に私は上記の体験を踏まえた意見を述べ、扇子をお勧めしていたのです。お客様の反応は良く、決定率も良かったです。

 

その理由は、比較的金額も手頃で年齢問わずプレゼントし易いとのことでした。

 

そして後日、プレゼントされた側のお客様がご来店されるケースも多く、お話をすると殆んどの方が、「扇子って今までなんとなく疎遠になっていたけど、プレゼントされて初めて良さが分かりました」とおっしゃるのです。

 

扇子に限らず和雑貨自体が、自分で踏み入るには少し敷居が高いように思えますが、持ってみると実は使いやすく、そして良く見てみると可愛くてオシャレなものが溢れているのだと思います。

 

私も何本か扇子を持っていますので、これからもどんどん良さを伝えていきたいと思います。

 

・・・・・・・・・

今回の体験談は以上になります。

 

当店「山武扇舗」のネット通販でも、気軽に普段使いできる扇子(夏扇子)を多数扱っていますので、よろしければそちらもご覧ください。

 

夏扇子(女性用)の一覧はこちら

 

夏扇子(男性用)の一覧はこちら

 

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