飾り扇子には、絵柄によって飾るべき季節が決まっているモノも多いですが、中には季節を問わずに飾ることができるモノもあります。
当店で飾り扇子をお求めになる方の中には、季節を問わずに飾れる扇子をお探しの方も多くおられますので、今回は季節を問わずに飾ることができる飾り扇子をまとめて紹介してみることにしました。
まず1本目は「金モミ地・朱雲花丸」です。
金モミ地に朱雲と花丸が描かれていて、季節を問わずにお飾りいただけます。
絵は扇子職人による手書きとなって、お祝いごとの贈り物にもおすすめの絵柄です。
当店の飾り扇子はすべて、紙・骨ともに最高級の吟味した材料を使用し、当店が一本一本、熟練した技術で責任を持って仕上げている京都製の手作り飾り扇子となっています。
次に2本目は「金モミ地・流水四季草花」です。
金モミ地に流水と四季の草花が描かれていますので、四季を問わずにお飾りいただけます。
こちらも絵は扇子職人による手書きとなっています。
3本目は「金色地・富嶽・松原」です。
こちらは日本画家の手書きで雄大な富嶽(富士山)が描かれていています。裏面には松原が描かれていて両面がお使いいただけます。
ちなみに、1本目・2本目の扇子と、この3本目を見比べていただくと、扇子の形が違うことがおわかりいただけると思いますが、この3本目のような扇子の形を「カワホリ」といいます。
カワホリというのは、扇の形状の1つで、骨が5本、長さが尺2寸5分(約 48.3cm)と大きく、飾り扇に適した形状となっています。
続いて4本目は「金色地・宝船・壽」です。
金色地に日本画家による手書きで宝船が描かれています。裏面には書で壽(ことぶき)と書かれていて、両面が使える飾り扇子です。
両面共に、とてもおめでたい柄となっておりますので、ご結婚などのお祝いにもおすすめです。
5本目は「金色地・墨絵竹」です。
日本画家による手描きで、墨絵の竹が描かれています。
表面が金色地に墨絵竹、裏面は白地に墨絵竹が描かれていて、趣の違う2種類の墨絵竹がお楽しみいただけます。
竹は一年中、葉をつけていますので、こちらの飾り扇子も季節を問わずお飾りいただけます。
6本目は「ゴールド地・青松」です。
ゴールド地に青松が描かれています。シンプルな絵柄で、季節も問わずにお飾りいただけますので、1本持っていると重宝する飾り扇子です。
こちらの扇子も絵は扇子職人による手書きとなっています。
7本目は「金モミ地・紅梅・竹」です。
金モミ地に紅梅と竹が描かれていて、両面が使える飾り扇子です。絵は扇子職人による手書きです。
写真は竹が描かれている面で季節を問わず、紅梅の面は梅の花が咲く2月頃から4月頃までお飾りいただけます。
8本目は「金色地・紅葉・松」です。
金色地に紅葉と松が描かれており、両面が使える飾り扇子です。
写真は松が描かれている面で季節を問わずにお飾りいただけます。もう一方の面は紅葉の季節である11月頃にお飾りいただけます。
現在、山武扇舗のネットショップで取り扱っている飾り扇子の中で、季節を問わずにお飾りいただけるのは以上となります。
山武扇舗では、他にも各季節ごとの飾り扇子を多数扱っています。