山武扇舗の店内のウインドウに鎮座(?)するこの扇。
元々は金地に墨絵の松の扇だったらしいのですが、長い年月を経て次第に色褪せていった結果この風合いになったようです。
私(35歳)がこの世に生を受けるよりずっとずっと前から飾られているらしいです。
もはや山武扇舗の守り神みたいなモンでしょうか。笑
通常扇子の金地に使われる中金箔は空気に触れることで多少変色するのですが、年月によってはここまでに変化するのですね…。
普通には出せない味わいがありますね。
この扇子は外国人の、特に欧米系のお客様がよく注目されます。
こういった雰囲気に日本的な物を感じるのでしょう。
日本に関心があり、イメージをしっかり持たれているのだなあ、と頭が下がります。
この先もこのまま飾っていくつもりですし、これからどういった変化があるか楽しみです♪
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株式会社 山武扇舗
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