今回は、当サイトへお寄せいただいた扇子に関する体験談をご紹介します。
今回は、おばあさんの米寿祝いに扇子を贈った方の体験談です。
祖母の米寿祝い
千葉県市川市在住39歳専業主婦です。
九州に住む祖母が米寿を迎えたお祝いに、いとこ同士で折半し、お祝いを贈るということになりました。
洋服を贈るという話が出ていましたが、同居をしているわけではないし、好みが分かりません。そのため、妹と二人で別のものを贈ることにしました。
何を贈るか決めていなかったけど、とりあえず都内の百貨店に向かいました。老舗百貨店なら年配の女性向けにいいものが見つけられるはずだと思ったからです。
百貨店でお祝いを探して
最初に百貨店に入ってすぐ目についたのが、１階にあった扇子コーナーでした。季節はちょうど夏の終わりだったのでまだまだ残暑が続いていました。
扇子ならすぐに使ってもらえそうだし、いつも手元に置いてもらえるものだと思いました。
自分用に持っている扇子は、特にこだわりもなく安価で手に入れたキャラクターものや派手なデザインのものを使っています。
百貨店には価格も多少高価で上品なデザインのものがたくさん置いてありました。扇子も丁寧に選ぶと、いつでも大切に持ち歩きたい気分になりそうです。
米寿祝いの扇子選び
店員さんに祖母の米寿のお祝いだということを伝え、一緒に選んでもらいました。
大柄のデザインやはっきりした色は好き嫌いがあるので、控えめなデザインと淡目な色合いのものに決めました。
素材はシルクが入ったもので高級感もありました。箱にも入っていて見ばえもよく長持ちしそうなので私としては大変気に入りました。
祖母にも気に入ってもらえればいいなと思いつつ、百貨店から祖母の住所へ郵送してもらいました。
数日後、祖母からお礼のはがきが届きました。メールが主流な時代にはがきをもらうことはほとんどないのですごく新鮮でうれしかったです。
祖母からのお礼状
はがきの字はふるえていたけどハガキいっぱいに文字が書かれていて、すごく気持ちが伝わってきました。
内容は「立派な扇子をいただき、ありがとうございました。扇子を探していたのでとてもうれしいです。」というお礼の言葉と、「仕事を頑張るのはいいけど、体の健康が第一だから気を付けてね。」という私に対する気遣いの言葉でした。
祖母が喜んでいる姿が目に浮かんで、心から扇子を選んでよかったなと思いました。
プレゼントに扇子というのはすぐに思いつかないことが多いけど、なかなか素敵なプレゼントだと思いました。
猛暑日が続く夏は出番が多いし、さりげなくおしゃれな扇子を出して仰ぐ姿は素敵です。私も好みに凝った扇子を見つけたいなと思いました。
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今回の体験談は以上になります。
当店「山武扇舗」のネット通販は夏用の扇子を多数扱っていますので、よろしければそちらもご覧ください。
