【体験談】お茶会の必須アイテムである茶扇子

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茶扇子(婦人用)唐子人形
今回は、当サイトへお寄せいただいた扇子に関する体験談をご紹介します。

 

今回の体験談は、茶道の扇子に関するお話です。それではどうぞ。

 

子供の和文化体験で茶道

近所のママ友の集まりで、子供の和文化体験を行うことになりました。

 

和文化といっても色々ありますが、まずは身近な「茶道」が良いという事になり、近所にいらっしゃるお茶の先生をお願いする事になったのです。

 

親子でのお茶体験。私も50歳となりますが会社員として働いていた為、茶道をやった事がありません。

 

子供の前で無知は恥ずかしいと思いましたが、子供が知っているのに親が知らないのはもっと恥ずかしいですよね。

 

思い切って役員にも係らず参加という事になりました。

 

茶道の抹茶・和菓子・扇子

茶道というと「抹茶」「和菓子」はイメージがありましたので、そちらは最初から先生にご用意をお願いしました。

 

ところが、先生から「白い靴下と扇子を持ってきて下さい」と言われたのは驚きです。

 

白靴下は各自用意をするにしても、扇子なんて、どうしましょう。どこに買いに言ってよいか、大きさはどんな物か、素人には難しいですね。

 

結局お願いして、先生に買っていただく事になりました。

 

茶扇子のサイズや使い方

先生が用意して下さった扇子は、15cm位で普通の扇子の中では一番小さいサイズでしょうか。

 

男性用はもう少し大きい扇子となるとの事ですが、今回はママ中心なので小さいサイズで統一との話です。

 

先生が利用している茶道具屋さんで購入して下さったようで、値段は1本約1,000円。

塗りもなく、中の模様も筆字と印だけのシンプルなものですが、お茶席には絶対必要なアイテムの一つと説明されました。ご挨拶の時に使うもののようです。

 

お茶席で正座して、自分の膝前に置いてから両手をついて御辞儀をしました。

 

本来なら着物で帯に差すのですが、ママさんも子供達もみんな洋服ですから、扱いが難しいです。

 

お茶席での扇子マナー

子供達も広げてパタパタしそうでしたが、最初に先生から「ウチワの様には使ってはいけない」と聞いていたので我慢していましたね。

 

普段は扇子なんて使わない子供達ですが「カッコ良い」と思ったようです。

 

先生の「扇子は礼儀の他に、他の人との結界をつくる意味もあります」との言葉が心にヒットしたようで、一生懸命先生の真似をしています。

 

お茶を飲み終わった後の、お花や掛け軸の拝見の時も扇子を使っているのです。

 

お抹茶はやっぱり苦くて、子供達には微妙でした。

 

お菓子をいただいてから、お抹茶を飲むのですが、「どうしてお菓子を食べてから、苦いお茶を飲むの?お茶を飲んでから、甘いお菓子を食べれば、口の中が甘いままでいられるから幸せなのに」と言われた時は、子供らしい意見に納得。

 

きっと、もう少し大人になれば「甘いお菓子を食べた後、お茶を飲んで後味をスッキリさせる」という感じになるのでしょうね。

 

その時まで扇子を大切に取っておきたいと思います。

 

・・・・・・・・・

今回の体験談は以上になります。

 

山武扇舗のネット通販でも茶扇子を少し扱っていますので、よろしければそちらもご覧ください。

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