このブログで、日本舞踊の主な演目を五十音順にご紹介していますが、今回はその続きで、演目名が「や行」「ら行」「わ行」ではじまる演目をまとめました。
舞扇子の図柄というのは、演目によって明確に決められているわけではなく、それぞれの演目の意味・内容や、踊る方の思い描いておられるイメージによって、その雰囲気に合う図柄を選びます。
ですので、今回ご紹介する各演目も、それぞれに明確な舞扇子の図柄が決まっているわけではありません。
山武扇舗では、日本舞踊の各流派・演目に合う舞扇子を多数揃えており、ネット通販や京都市中京区の店舗でご覧いただけます。また、お問い合わせいただければ、舞扇子に精通した店主が踊りの雰囲気に合う舞扇子をご提案することも可能です。
※演目・曲によってはこういった図柄を使う、と定番的に決まっているものも多数ございます。「連獅子」では牡丹柄のものを…「藤娘」では金地に朱色紙・朱地に金色紙のもの…という風に。定番ものにつきましてもお問合せ下さいませ。
前置きが長くなりましたが、まずは「や行」の演目一覧です。
や
- 櫓のお七
- 屋敷娘
- 八島
- 保名
- 奴凧
- 山帰り
- 大和団子
- 山鳥
- 山姥(薪荷雪間市川)
ゆ
- 夕顔棚
- 夕立
- 雪
- 雪の道成寺
- 熊野
よ
- 吉野天人
- 吉野山(道行初音旅)
- 夜編笠
- 吉原雀
- 嫁奈摘
続いて「ら行」の演目一覧です。
り
- 龍虎
- 流星
- 良寛と子守
れ
- 連獅子
ろ
- 六歌仙
続いて「わ行」の演目一覧です。
わ
- 椀久
今回の一覧にまとめた「や行」の主な演目数は19本、「ら行」の主な演目数は5本、「わ行」の主な演目数は1本となっています。次回は上方舞の演目をご紹介したいと思います。
それでは、今回も最後に山武扇舗のネット通販で取り扱っている舞扇子を1つご紹介。
山武扇舗では、各流派・演目にあう舞扇子を、他にも多数取り揃えております。