今回は、当サイトへお寄せいただいた扇子に関する体験談をご紹介します。
扇子をあまり使ったことのなかった女性があるきっかけで扇子をつかうようになったという体験談です。
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愛用の絹扇子
29歳女性、一般事務職をしており、大阪府大阪市中央区に住んでいます。
私がいつも使用している扇子は、友人から京都のお土産として数年前に頂きました。
シルクで出来ていてとても手触りがよく、薄ピンク地に白い桜の花びらが描かれていて、綺麗な扇子です。
それまで私はあまり扇子や団扇といった物を持ち歩かずにいました。
洋服が多い事、仕事以外であまり外を出歩きませんし、暑い日は室内には冷房がかかっているのでそういった物は要らないと思っていたんです。
和服に合わせて扇子を
でも最近レトロ和服が流行るようになってきて、私も時々着るようになりました。
仕事が休みの日なんかに、和服を着てちょっと買い物へ行くという事もあります。
そうすると和風の小物が欲しいなと思うようになって、そんな時に友人からプレゼントされたのです。
扇子は和装にとてもよく合いますし、夏なんかだとちょっと扇子で扇ぐだけでも風流で、そして涼しいです。
そして勿論、扇子は洋装にも合います。
最初は合わないかと思っていましたが、大人しめの柄の扇子だと、逆に雰囲気が出ていいと思うようになりました。
ですから今では職場にも、出かける際にも持ち歩くようにしているのです。
少し汗ばむような時に扇子があるだけで、とても涼やかな気持ちになります。
イギリス人の上司に扇子をプレゼント
こうした扇子を、私が人にプレゼントした経験もあります。
職場に新しく入った、イギリス人の上司へ贈った物です。
海外支社から来た人で、最初は片言の日本語しか話せませんでした。
しかし日本で暮らす内にどんどん日本を好きになってくれたようで、ある時私の扇子を見て「それは舞妓さんが持っている物ですね？」と言ったのです。
舞妓さんじゃない女性でも、今では男性でも持っているんですよと言うと、とても羨ましそうにしていたのです。
そこで黒塗りに金かすみの、和紙の扇子を贈りました。
すると上司はこんなにクールな扇子もあるのか、ととても喜んでくれたようでこちらも嬉しくなりました。
その上司は1年程滞在した後本国に帰ってしまったのですが、帰り際に「家族にも扇子をお土産に買っていく」と言っていました。
きっとご家族も扇子の綺麗な柄に、ときめいてくれているかなと思います。
こうして扇子好きな人が増えてくれると嬉しいです。
扇子は実用的な他、観賞としても最適な小物だと思います。
勿論その日着る服に合わせて持つ扇子を変える、という事も粋だなと感じます。
もっと色んな綺麗な柄、可愛い柄、恰好いい柄の扇子を集めたいなと思うのです。
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今回の体験談は以上になります。
和服をきっかけに扇子の便利さ、美しさに気付かれた女性の体験談でした。
扇子は一度使ってみると、案外手放せなくなる便利な小物ですね♪
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